おススメ 一覧

誰が彼を看取れたか
誰が彼を看取れたか

『新装版 海も暮れきる』

咳をしてもひとり。有名なこの句から想像するのは孤独な老人の姿です。 俳人・尾崎放哉の晩年を描いた本書を手に取り、まず彼が41歳という若さで...

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映画館に行きたくなる本
映画館に行きたくなる本

『キネマの神様』

「自分が親父の年になったら、もう一度観たい映画ある」 この本を読んで、大学生の頃、サークルの飲み会で熱く語った友人のことを思い出しました。...

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遠く離れた異国のサリマを身近に感じる
遠く離れた異国のサリマを身近に感じる

『さようなら、オレンジ』

この物語には2人の女性が登場します。 故国の紛争から逃れてオーストラリアに流れ着いたサリマ。 同じく夫の仕事のために夢をあきらめて渡豪し...

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少しずつタガが外れてゆく快感
少しずつタガが外れてゆく快感

『竜が最後に帰る場所』

どこにでもありそうな普通の話。そんな日常から始まり、気が付くと異質な世界の入り口に立たされていて、遂には後戻りできなくなる。そんな不思議な力...

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苦い思い出を飲み込んで通り過ぎる夏
苦い思い出を飲み込んで通り過ぎる夏

『月と蟹』

海辺の町に転校してきた少年、慎一と、同時期に転校してきた春也。新しい学校に馴染めず、浮いた存在の2人は次第に打ち解け、秘密の基地で危険な遊び...

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少年の魂は棋譜の上で輝く
少年の魂は棋譜の上で輝く

『猫を抱いて象と泳ぐ』

身体的なハンデを負って生まれた少年の夢は、デパートでお子様ランチを食べること。 決して裕福ではなく、学校でいじめにあいながらも、自分を不幸...

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無言電話が伝えるメッセージ
無言電話が伝えるメッセージ

『64(ロクヨン)』

D県警を舞台に、刑務部と刑事部、県警とマスコミの狭間でもがく広報官が主人公です。 知る権利を盾に情報公開を迫る記者と、流出を危惧して身内に...

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執事という仕事に一生を捧げた男の回顧録
執事という仕事に一生を捧げた男の回顧録

『日の名残り』

古き良きイギリスの名家に仕えていたスティーブンスは、新しい主人から暇をもらい旅に出ます。かつて同じ屋敷で共に働いた女中頭のケントンからの手紙...

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読み終えるのが惜しくなる、死者の朗読会
読み終えるのが惜しくなる、死者の朗読会

『人質の朗読会』

南米を旅行中にゲリラ事件に巻き込まれた8人の人質。その全員が死亡してしまうというショッキングな事件からこの物語は始まります。 やがて発見さ...

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あまりの荒唐無稽っぷりに笑ってしまう
あまりの荒唐無稽っぷりに笑ってしまう

『Self-Reference ENGINE』

20の短編からなる、著者のデビュー作。頭に弾丸を埋め込まれた少女や、箱であるかどうかも分からない立方体を年に一度転がし続ける男、全く同じ理論...

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