悲しい復讐劇

『夜にその名を呼べば』
佐々木譲

冷戦が続いていた80年代。東ベルリンに駐在していた神崎は、親会社が起こした不正輸出事件の罪を着せられ、殺人の容疑までかけられて東側へ亡命した。
そして数年後――。ベルリンの壁が崩壊し冷戦が終わりを告げると、彼が日本に戻ってくるという手紙に、関係者たちが吸い寄せられるように終結する。
期待していた展開とは違ったけれど、なるほどと納得のいくラストでした。