スキンヘッドのおっさん好きにはたまらないハードボイルド小説

『KGBから来た男』
デイヴィッド・ダフィ

元KGBの調査員が、ニューヨークを舞台に活躍するスパイ活劇。
複雑に絡み合うプロットは、状況を理解するのにやや時間を要するものの、魅力的なキャラクターが次々と登場し、ロシア独特の台詞回しと鮮やかな情景描写に引き込まれてからは、一気にページをめくる手が早くなります。
ラスボスの正体はなんとなくわかってしまうので、謎解きよりもハードボイルドの世界を存分に味わいたい人におススメ。
登場人物としては一度も出てこないプーチンの存在感にも注目です。