亡くなった祖母が大好きだった本

『銀の匙』
中勘助

この世に生まれて物心がついた子供の頃から、大人に一歩近づく青年になるまでの出来事を、情緒豊かにまとめた随筆集。著者の生きた時代は、現代の日本とは大分様変わりしてしまっているのに、どこか懐かしく自分の子供時代を思い起こさせます。
普通なら気にもとめないような日常の端々を切り取り、情景鮮やかに綴られる日本語の美しさは必見。
電子書籍版では省かれることの多い解説がしっかり収録されているのも◎。