最初から最後までハイテンション

『煙か土か食い物』
舞城王太郎

アメリカはサンディエゴのERでチャッチャッチャとメスを奮う、奈津川四郎は天才外科医。
四郎と言うからには上に3人の兄がいて、一郎、二郎、三郎、それぞれ人並み外れた才能を持っています。
ある日、母が入院したという知らせを受けて帰国すると、連続主婦殴打生き埋め事件の被害者になっていたということが発覚します。復讐心に燃える四朗は、早速犯人捜しを始めますが・・・

超人的な行動力と推理力で真相に迫る四朗に引っ張られながら、ラストまで一気読み必至のミステリ。
作中に差し挟まれる『ロング・グッドバイ』の一節も美しく、また読んでみようかなと思いました。