記念すべき名コンビ誕生の一作目

『緋色の研究』
コナン・ドイル

BBCドラマのシャーロックが面白かったので、第一話「ピンク色の研究」の原作にあたる本書を購入。名探偵シャーロック・ホームズと、相棒のドクター・ワトソンが出会う最初の作品だ。50年以上も昔に翻訳されたもので、多少の読みづらさは覚悟していたが、全くの杞憂で古臭さは感じなかった。

本書は二部構成となっており、第一部はホームズとワトソンの出会いから犯人の登場までが描かれる。第二部では犯人視点の物語になるが、これが壮大な復讐劇で非常に読み応えがあった。

BBCドラマは原作をヒントにしつつ、犯人の生い立ちや動機のところは全く違う話にアレンジしているので、それぞれに味わいがあり楽しめる。