もう一つの“図書館戦争”

『戦地の図書館 海を越えた一億四千万冊』
モリー・グプティル・マニング

第二次大戦中、給食の順番を待って並ぶ時も、蛸壺壕に避難している時も、偵察に飛ぶときも、米兵が肌身離さず携帯していたもの――それは本でした。
ハードカバーを主流にしていた出版社も、携帯しやすく小さな文庫を戦場の兵士たちのために届けます。その数、一億四千万冊。
それまで本を読まなかった兵士たちをも読書好きにし、彼らと出版の未来を変えた一大プロジェクトを追う傑作ノンフィクションです。