こんな入院生活ならしてみたい

『時の娘』
ジョセフィン・テイ

骨折で入院生活を余儀なくされたグラント警部が、見舞いにもらった数枚の肖像画から歴史の謎に挑むミステリー。
警部自身がそれほど歴史に詳しい人物ではなく、周囲の人に話を聞いたり、看護婦から歴史の教科書を取り寄せたりして、少しずつ謎を解き明かしてくれるので、歴史が苦手な私でも楽しむことができた。
周りの登場人物も魅力的で、いろいろと助言をしたり、資料集めや推理を手伝ってくれる。
こんなに楽しい入院生活を送れた警部が、ちょっと羨ましくなった。