世代によって読後感が変わりそうな作品

『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
辻村深月

自分の方が優位だと知って相手をかばったり、他人と比較して意地を張ったり、頼っているフリをしながら見下していたり。そんなイヤな内面の描写がことのほかリアルで、どぎまぎしました。
親離れ&子離れできない母娘の関係と、そんな彼女が周りから浮いた存在であることを知りつつも、どうしようもない状況は、見ていてとてもせつない。
主人公もいつか、母のことを許せるようになるといいな。